【STORIES】国産AIスピーカー プロトタイプの紹介

本日は当社開発中のAIスピーカーのプロトタイプについてご紹介します。

さてこのAIスピーカーですが、いったい何をやってくれるのか。
それはひと言で例えるなら、ステキな音楽で非日常を自動演出するあなた専用のDJです。
この基本的な特徴についていくつか紹介してみたいと思います。

(注意)
掲載している画像は実際のプロトタイプのものを利用しておりますが、ハードウェアの形状やアプリケーションの仕様は最終的な製品版 のものとは異なります。
製品ローンチまでの参考情報として掲載しておりますのでご了承ください。

スピーカーの特徴

  1. 屋内の状態を把握する

AIスピーカーにはカメラが付いており屋内をずっと眺めています。

そして人やものの動きを常時観察しながら音楽再生に適切なタイミングを判断し続けます。

Blue AI

AIが最適と判断したタイミングでユーザーが好むジャンル(雰囲気)の音楽を自動的に再生します。
普通のオーディオであれば当たり前の自分で選曲したりオーディオを立ち上げる煩わしさもなく、音楽とテレビの音が重なることもないため常にオシャレで快適な空間を演出してくれます。

  1. 明るい・暗いを判断する

またAIスピーカーは明るさを検知できるため、電気を消すだけで音楽を自動的に停止します。

起床や就寝に合わせた自動再生・停止の時間設定も可能ですが、就寝する際に電気を消すだけで音楽が停止するため24時間スピーカーを稼働させることで、目覚めから就寝まで快適な雰囲気を作り出し優雅な時間を過ごすことができます。

  1. 時間に応じた音量設定

AIスピーカーは時間によって音量を自動的に調整します。

普段何気なく使いないがら音量を変更していくことで、ユーザーにとっての最適な音量を時間ごとに記憶していくため、昼間の騒がしい時間と夕方以降の静まった時間でも、それぞれ異なるユーザーにとってのその時間に適切な音量で音楽再生することが可能です。

  1. LINEを使って操作する
    ジャンルや音量を変えたりしたいときはLINE公式アカウントのリッチメニュー内にあるリモコンを立ち上げて操作します。
    ※スピーカー上部にあるタッチセンサーのボタンからも操作可能です。

他、簡単な質問はAIがチャットで応対したり、難しい質問など困ったことが起きた場合にも操作中のLINE公式アカウントからそのままいつでもサポート窓口へ問合せることができます。

  1. ユーザーの好みに応じたインタフェース

2種類のユーザーインタフェースの提供を予定しています。好みに応じて使い分けることが可能です。
初めに好きな雰囲気を選ぶだけでいつも見慣れた日常をリッチでオシャレな非日常空間へ誘います。

通常モード
ダークモード

さてスピーカーについていくつか特徴を挙げてみましたがいかがでしたでしょうか。
製品化後のロードマップの中には面白いアップデートもたくさん予定しております。
興味が湧いた方がいらっしゃれば幸いでございます。

ところで昨今のコロナ禍により人々の生活は大きく変わりました。
かつてはアフターコロナというキーワードもありましたが、未だに収束しないこの状況を鑑みて今のwith コロナを含むコロナ禍以降をポストコロナと呼ぶそうです。

ポストコロナでは変化が起こる以前とは同じ姿に戻ることができず、ニューノーマルと呼ばれる新たな常識が定着すると言われています。働き方も普段の生活も全ての活動にソーシャルディスタンスが求められ、在宅勤務の標準化だけでなく楽しみであった友人や恋人との旅行や食事の機会等もますます減っていくことでしょう。

party
cafe
travel

しかしそのような気分転換もできない状況の中で、仕事の責任やストレスは減りましたか?
「まったく…」と言う声も聞こえてきそうですが(笑)、仕事は仕事ですから仕方ありません。

当社のAIスピーカーはそういう日々のストレスに耐えながらも頑張っている方々に対して、在宅勤務中のリラックス効果や作業の集中力を高める効果だけでなく、食事のひと時をステキに演出することで非日常的な気分転換の機会を自動的、能動的に補ってくれるAIです。

つまり裏を返せばAIスピーカーは、ユーザーに可能な限り操作させないスピーカーを目指しています。
そのため音声認識エンジンも搭載しておりませんし、可能な限り音声やアプリで操作して欲しいと考えている一般的なスマートスピーカーとは真逆のプロダクトです。
ユーザーの皆さまに余計なことは言わせないようステキで快適な生活を演出する裏方として、精一杯活躍してくれるAIスピーカーに育てていきます。

前回STORIESで記載した半導体等の課題に直面しローンチまで前途多難ではございますが、株式会社DRAVIDIAはAIスピーカーの製造およびサービス化に向けて引き続き開発推進して参りますので、ご支援並びに応援のほどよろしくお願い申し上げます。

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