ここからは少し未来のお話であるWEB 4.0について書いていきたいと思います。
WEB 4.0の定義は1.0~3.0よりも人により定義がさらに曖昧ですが、よく人と機械の垣根がなくなり共生していく時代とも言われます。
少し怖い話に映るかもしれませんが最後までお付き合いください。
皆さん、STEPNと言うNFTを使ったサービスをご存知でしょうか。
当社でもNFTのビジネスモデルについて考察するためにテスト的に利用しておりますが、シューズのデジタルアートを購入し、そのシューズをスマホのアプリ上に表示させて歩いたら暗号資産を得られると言うものです。
始めるまでには暗号資産の勉強をして口座を作ったり暗号資産を移動させたりと、やや大変なこともありますが、いざ始めてみると歩くだけで暗号資産がたまたっていく非常にシンプルなサービスになっています。
STEPNはMove to earnと呼ばれる類のサービスで他にもヘッドホンのデジタルアートを購入し音楽を聞くだけで暗号資産が貯まっていくListen to earnと呼ばれるサービスなど、○○ to earnと呼ばれるNFTサービスが徐々に出始めています。
実はこのNFT関連サービスはWEB 3.0 分散型インターネットにおける本命のサービスになると言われています。確かにAIによるAnti Cheatingシステムを利用しながら歩いた距離(活動)をデータ化しており、分散化した個の活動のデータ化と暗号資産獲得の自動化という意味ではWEB 3.0の定義に当てはまると思います。
しかし当社は少し違った見方をしており、WEB 3.0の本命と見せかけて来たるべきWEB 4.0に向けたデータの取得と予行演習を行っているのではないかと踏んでいます。
当社が見据えるWEB 4.0の世界、それは暗号資産を用いたベーシックインカム付与を価値とした人類の制御に向かうのではないかと考えているのです。
WEB 3.0は活動シナリオの見える化によるソフトとハードの自動化でした。
ありとあらゆるソフトとハードが自動的に制御されることで、個人の周りの環境が自律型マイクロシステムとして分散的に機能し人が単純作業から解放される時代です。
そしてマイクロの環境が整えば次はマクロ環境の話になるはずです。個を超えた地球というマクロシステムの自律的な最適化を目指すに決まっているのです。
そのためには環境や食糧問題等、地球上のありとあらゆる課題への解決は達成必須条件になってきます。
それら問題の原因となる根幹はどこにあるか。それは我々人類にあります。
そのためには地球の状態を把握し最適な地球の動態シナリオをAIが考えて、そのシナリオに添うように暗号資産をインセンティブに人類を動かすことができれば地球にとって最適と呼べる状態が作れるかもしれません。
確かに各NFTサービスに見る○○ to earnと言う概念は見方を変えると人が暗号資産(お金)欲しさに歩くように制御されているとも言えます。
次回は未来予想図最後のSTORIESになります。
WEBは人々に何をもたらし我々は何に注意していくべきでその上でどのような未来を作っていくべきなのか、当社の見解を残しておきたいと思います。
(次回につづく)
お問合せはこちら