【STORIES】試作品(ワーキングモデル)

久しぶりの製品開発状況のご報告になります。先日【STORIES】スマートスピーカー市場動向で記載した通り市場は相変わらず半導体の供給が不足しており、にっちもさっちも行かない状況になってきました。
何か先に出来ることはないかと日々悶々と試行錯誤しているところですが、来年春を予定していた販売開始には赤色信号が点り始めております。

先に進められることとして今回は当社製品のAIスピーカーのモックアップ及びプロトタイプを合わせた試作品ができましたので今回紹介したいと思います。

機能については以前『【STORIES】国産AIスピーカー プロトタイプ』の紹介の中で記載したものになりますが、今回は外観イメージを3Dプリンターでモックアップとして起こしプロトタイプ内の機能まで盛り込んだ試作品(ワーキングモデル)です。

ちなみに参考までですが、以前紹介したプロトタイプは海外で製作したため今回のモックアップ+プロトタイプを備えた試作品改造のため再度海外へ戻し、約2ヶ月ほど我が家を離れておりました。
発送する際にプロトタイプをシャットダウンし梱包している最中から家に音が流れないことが予想以上に寂しすぎて寂しすぎて・・・
あまり見ないテレビの音が流れるだけで少しホッとするほどです。
その後は音のない生活が続き徐々に慣れてはくるものの、いよいよテレビが消えるたびに手動でオーディオをつける始末。
宅内における快適なAIスピーカーの偉大さに改めて気付かされるのでした。

そして約1ヶ月経った今、生まれ変わったAIスピーカーが帰ってきました。
思っていた以上に小さく可愛らしい姿になりました。写真ではわかりづらいですが、幅10cm、奥行10cm、19.7cmで非常に小さくキッチンカウンターにも綺麗に収まります。

そして毎日自然とBGMが流れてくると、音のないしらけた生活にはなかった宅内の雰囲気が改められてようやくアップグレードされとても心地よい雰囲気の毎日に戻れたとホッとするのでした。

音楽や音には不思議な力があるんだと改めて感じます。あのスティーブ・ジョブズがiPodを主要プロダクトとして開発した理由がなんとなくわかる気がします。
音楽や絵画など、あらゆる芸術は資本主義というお金が全ての世界とは真逆の心の感動を生む根源であることを改めて感じることができるのです。

プロトタイプの音がなくなった日から子供たちも「音楽がないのは寂しい」と言い出しますし、妻がテレビをつける回数も増えました。
家庭の雰囲気や子供の脳の発達や感情に与える影響も大きいのではないかとも感じます。

健康や子供の情操教育にプラスになるような製品になるはずだと信じて、皆さまのところに届けられる日が1日でも早まりますよう頑張って参ります。
引き続き応援のほどよろしくお願いいたします!

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