
ルートに込めた魂の記憶
当社のロゴは、V字に見立てた「√(ルート)」の記号を模しており、それは日本人の精神的・文化的な起源にまつわる出雲口伝に由来しています。
それは古のはるか昔、インダス文明を興した一族が、その地を追われ東方の緑豊かな地を目指して旅をし、やがて出雲の地にたどり着いたという一子相伝で大切に語り継がれてきた伝承に基づいています。
当時の一族の王と后は、大勢の子どもたちを伴い、インド亜大陸を南下したのち北上し、アムール川を越え、シベリアを経て日本列島へと至ったとされます。ロゴに用いた「√」は、その旅路の軌跡“ルート”であると同時に、日本人の魂の“ルーツ”を象徴するものです。
やがてこの地には、メソポタミア文明由来の系譜を引く人々も加わり、出雲氏・蘇我氏・物部氏といった氏族が融合し、現代にまで続く日本文化の原型を形造ったとされています。
また、ルート記号の右側に伸びる直線は、成長至上主義を象徴する右肩上がりではなく、「静かに、しかし価値に対して確かに得られる一定の利益と持続可能性」を表しています。
私たちはこの直線に、事業を必要以上に拡大せず、搾取に依存しない経済のかたちを託しました。
このロゴには、私たちの出発点を忘れず、過去から未来へと受け継がれる精神性を大切にしながら、静かな志で事業を歩んでいくという意志が込められています。
